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WordMinerアップデートのお知らせ
WordMinerの最新版は「バージョン1.520」です(2017年1月時点)。これについての詳しい情報は、次の日本電子計算(株)のホームページから、ご案内を行っております。ここから新バージョンのモジュールをダウンロードできます(無料)。
https://www.jip.co.jp/product/wordminer/download/v1520/
(*)この新バージョン1.520についての詳しいことは下記にお問い合わせください。
日本電子計算株式会社 産業事業部 法人統括部
〒102-8235
東京都千代田区九段南一丁目3番1号
TEL:03-5210-0191/FAX:03-5210-0229
URL:https://www.jip.co.jp/inquiry/products.php
E-mail:kanemaru@cm.jip.co.jp
または:takayuki_sano@cm.jip.co.jp
前のバージョン/ WordMiner 1.150 の内容の調整について
旧バージョン(バージョン1.140、1.150)をご利用の方は,やや重要な変更がありましたので、このバージョンに対応のアップ デート用のモジュールをダウンロードして更新されることをお奨めします。なお、バージョン1.150を使って一度更新を行えば、それより以前のアップデートもすべて同時に更新されます。
WordMiner 1.150 アップデート
» アップデートはこちらから
http://www.jip.co.jp/products/common/wordminer/wordminer.html
◆ Ver.1.150の変更内容
- 「質的変数による構成要素の有意性テストのタブ内の「頻度による有意性テスト:サンプル別一覧」の表示に、「検定値(無調整)」の列を追加しました。
- 従来は、検定値の値にフィルタリングをかけて、ある値以下を除外しておりましたが(これを「調整済み検定値」という)、これを一部変更し、すべての検定値を用いた場合(無調整という)も併せて出力表示するようにしました(調整を行わない検定値も表示)。なお検定値欄の棒グラフは調整済み検定値に対する表示です。
※これより後の変更は既にお知らせしたアップデート情報です。まだ以下の対応を行っていない場合も、今回のバージョンVer.1.150を適用することで、これらのアップデートもすべて同時に更新されます。
<例示>
出力例1:「構成要素」×「質的変数」のデータ表から出発の場合
出力例2:「サンプル」×「構成要素」のデータ表から出発の場合
注1:検定値の解釈・読み方
検定値(調整済み検定値)の統計的な意味や読み方については、下記のWebページを参照のこと。
1)技術解説
2)よくある質問へのヒント
(*)2)はpdfファイルです。ダウンロードして閲覧できます。
注2:Windows Vista対応のPCをご利用の場合
Windows Vista対応のPCをお使いの場合は、以下のことにご注意ください。
(1)旧バージョン(WordMiner Ver.1.100 〜 Ver.1.140)は、原則としてWindows Vista 搭載のマシーンでは新規インストールを行わないでください。
注※Vista対応機に新規インストールする必要がある場合、購入時のWordMinerパッケージに同梱の冊子「WordMinerインストールガイド」の「 インストール時の問題と解決策」(ガイド,13ページ)に従って、インストールを試みてください。
(2)Windows XP対応機をVistaにアップデートした場合、既にXPでインストール済みのWordMinerは正常に動作します。つまり、Vista対応にアップデートしたPC上にインストール済みのWordMinerは、今回配付のアップデート・プログラムで更新可能です。)旧バージョン(WordMiner Ver.1.100 〜 Ver.1.140)は、原則としてWindows Vista 搭載のマシーンでは新規インストールを行わないでください。
(3)最新アップデート・プログラム(Ver.1.150)は、Windows VistaおよびWindows XPのいずれでも動作します。
(4)WordMinerを新規にご購入の場合は、Vista、XPともに問題なく動作します。インストーラは両OSに対応しております。
以前のアップデート情報
PDFファイルを開く為にはAdobe Reader(旧Adobe Acrobat Reader)が必要です。Adobe Readerは無料でダウンロードできます。
○ Ver.1.130からVer.1.140への変更内容
- 対応分析における計算方式の一部を若干改善しました(固有値、固有ベクトル、および成分スコアの算出処理など)。
○ Ver.1.120からVer.1.130への変更内容
- 「頻度による有意性テスト:サンプル別一覧」「頻度による有意性テスト:構成要素別一覧」「距離による有意性テスト:サンプル別一覧」で、クラスター数に対応して発行されるタブ表示数の上限を64(クラスター分)から1000(クラスター分)に拡張しました。
- クラスター化の生成情報における計算方式を若干改善しました。
○ Ver.1.110からVer.1.120への変更内容
- 「サンプル×構成要素」のクロス表の右側に質的変数を置いて追加処理したときに「多次元データ解析パネル」内に出力されるリーフの表記を以下のとおり修正しました。
修正前: 「追加質的変数の統計値(成分スコア、寄与度他)」
修正後: 「追加質的変数の統計値(成分スコア、検定値他)」
○ Ver.1.100からVer.1.110への変更内容
- 「頻度による有意性テスト」で、検定値の計算方式を改善しました。
- 「サンプル×構成要素」の分析における「質的変数の追加」(追加処理)で、複数の質的変数の追加処理を可能としました。
- 有意性テストの「上位・下位の構成要素の抽出の条件」の設定で、「検定値」を3桁指定で可能としました。例えば、検定値で1.96と設定したいときには、196と指定します。
- 「サンプルクラスターの成分スコアの布置図」の布置図に関する一部不具合を修正しました。
◆◆ 以下に更新方法を示します。【アップデート作業手順】を必ずお読みください ◆◆
ご注意
- 現在使われているWordMierのバージョンが1.100、1.110、1.120、1.130、1.140のどれかであることをご確認し、その後、WordMinerをいったん終了させてください。
- WordMinerはアンインストールせずに、以下のアップデート作業を行ってください。
※バージョン確認方法: WordMinerを起動しメニュー・バーの「ヘルプ」から「バージョン情報」を確認します。
アップデート作業手順
1)現在使用中のWordMinerがインストールされているフォルダを確認し、「WMup_1150.EXE」をそのWordMinerインストール先フォルダ内へ移動します。 注意:標準設定でインストールされている場合WordMinerフォルダの位置は「C:/Program Files/WordMiner」になります。
2)ここで,「WORDMINER.EXE」と「WMup_1150.EXE」が同一のフォルダにあることを確認してください。
3)次に「WMup_1150.EXE」をダブルクリックすると、アップデートが自動的に開始されます。ここで「正常終了」と表示されたら、アップデート作業は終了です。
4)「OK」を押して終了します。
5)ここで「正常終了」と表示されない場合、もう一度(1)からやり直して下さい。
6)WordMinerを起動し、メニュー・バーから[ヘルプ]-[バージョン情報]を参照しVersion1.150になっていることを確認します。以上でアップデート作業は完了です。
その他の注意
- アップデート作業終了後、元のファイルのバックアップとして「WORDMINER.OLD」(元の「WORDMINER.EXE」)が保存されます。そのまま保存としてください。
- アップデート後も、[スタート]-[プログラム]メニュー、デスクトップのショートカット、[アプリケーションの追加と削除]での名称は「WordMiner Version 1.1」のままになります。
アップデート版とダウンロードに関する “技術的な内容” についてのお問い合わせは、
日本電子計算(株)の担当宛にお願いいたします(下記)。
〒102-8235
東京都千代田区九段南一丁目3番1号
日本電子計算株式会社 産業事業部
情報サービス第2部
WordMiner担当( wordminer_info@cm.jip.co.jp )
WordMiner相談コーナーの開設
テキスト・マイニング研究会
テキスト・マイニング研究会のホームページでは、WordMinerを知っていただくだけでなく、テキスト・マイニング全般に関連した情報、知識、研究成果などの普及までを想定した内容のご提供を考えております。WordMinerの元となったプログラム(ソース・コード)の提供者であり開発にも関与した者として、WordMinerが適切かつ有効に活用されることを強く望んでおり、さまざまな活動、たとえば活用セミナーを開催するなどを続けてまいりました。しかし過去の経緯を眺めますと、WordMinerユーザをはじめ多くの方々から、以下のような疑問やご質問を受けることがあります。
- とりあえず,手元にあるデータセットを使って、一通り処理してみたいがどうすればよいのか。
- はじめの操作方法がわからず、利用のきっかけがつかめない、導入がうまくできない。
- 出力内容や分析結果の解釈、読み取り、知見・知識取得をどう行うべきか。
- 分かち書き処理後の辞書作成、同義語句の整理をどう考えればよいか。
- 多次元データ解析というが、一体何を行っているのだろうか。
さらにより一般的に、以下のような質問をいただくこともあります。
- テキスト型データ、自由回答・自由記述文というが、どのような“データ収集法”、“調査方式”さらには“質問文”を用意すればよいのだろうか。
- 定性的研究・質的研究というが、どのようなアプローチがあるのだろうか。また、そのときにWordMiner の役割として何が期待できるのか。
- 他の関連ソフト、統計ソフトとの併用は可能なのだろうか。
実際、入門的なことからかなり高度な内容・課題まで、まさに多種多様なお問い合わせをいただいております。こうしたWordMinerユーザの皆様のお声を伺い、さまざまな課題に対応するために「相談コーナー」を設けております。
過去経験から、お問い合わせ、ご相談内容が、初歩的な事柄から、かなり高度な内容まで、またときには資料や学術研究報告・論文などにどう用いるか、どのように分析結果をまとめればよいか、といった内容まで多岐にわたっております。
そこで「相談コーナー」には、いくつかのオプションを用意いたしました。ご相談内容の程度や複雑さ、あるいは処理分析の手間に応じて、「無料」対応から「有料」対応までを、いくつかの段階に分けてきめ細かく対応させていただきます。
また、原則として「WordMiner登録ユーザ」を優先させていただきますが、本研究会の主旨を重んじ、WordMinerユーザ以外の一般の方々からのお問い合わせにも、可能なかぎり対応させていただきます。
【WordMinerユーザの場合】
お問い合わせいただく際に、以下の情報をご用意ください。
- WordMinerのライセンスキー(シリアル番号)をご確認いただく。これはご購入いただいたパッケージ内にあります。
- ご登録者の以下の情報
- WordMinerライセンスキー(24桁の英数字)
- 登録者のお名前
- ご質問者のお名前(登録者と異なるとき)
- 所属
- E-mailアドレス
- 連絡先電話番号(なるべく直接お話しできる番号がありがたい)
【ユーザではない場合】
WordMinerユーザではない旨を記し、あとは上の各項目のうち、ライセンスキーを除く、その他の各項目をお書き下さい。
なお、いずれの場合にも、ご連絡の際に以下の事項にご留意いただくと助かります。
- 余裕をみた日程でご連絡を入れていただく(即答を求められても内容によっては無理なことがあります)。
- できるだけ、ご相談内容の簡単な要約・メモをお送りいただくとありがたい(400 字〜800 字程度,箇条書きで結構です)。
- ご質問をいただく場合、いきなりデータセットをお送りいただくことはご遠慮いただく。
【お問い合わせ先】
ご用意いただた上の情報を、下記の「お問い合わせフォーム」にご記入のうえご連絡ください。
「お問い合わせフォーム」はこちら
【ご相談内容の要約と対応方法】
過去経験から、ご相談内容はさまざまで、これを簡単に要約することは少々難しいこともあります。また、はじめにお断りいたしましたように、ご相談内容の難易度や分析量に応じて、場合によっては有料とさせていただくこともあります。これだけでは分かりにくいので、過去に対応した例にもとづき、ご相談内容と無料・有料の対応関係を要約表にしました。
「無料」で対応の場合(*)原則として、以下のような内容のご相談には、「無料」で対応といたします。 |
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おもな項目 |
例示 |
①インポートするデータセットの作成方法 |
例1:データセットの作成方法。エクセルやテキスト・エディタを使って、どのようなフォーマットでデータセットを作成するか 例2:データセットのフォーマット確認のための基礎情報の提供(例:コードブックの例示や作成方法) |
②初等的な操作方法 |
例1:初期データ入力の方法、追加データの入力方法 例2:基本的な操作、初動探査による分析内容の読み方・解釈など |
③辞書作成の方法 |
例1:WordMinerの辞書作成機能の基本的な使い方 例2:他のアプリケーション、たとえばエクセルで作成した辞書情報のインポート方法 例3:WordMinerですでに他のプロジェクトで作成した辞書の再利用(新たなプロジェクトへのインポート) 例4:置換・同義語辞書、削除辞書の具体的な作り方 |
④他のソフトウェアとの併用 |
例1: KH-Coder などとの併用 例2:形態素解析ツールとの併用(例:茶筌)、そうしたソフトウェアの出力結果の利用や転用など 例3:統計ソフトウェア(例:JMP、SPSS)との併用可能性 |
⑤参考文献や参考情報の提供 |
分析内容に関連のありそうな参考文献や補助情報など、分かる範囲で提供いたします。なお、かなりの情報が本研究会のHPからダウンロードし参照できます。 (*)一部、ファイルが閲覧できない場合はありますが、ご利用目的を示していただければ、多くの場合ご提供いたします。 |
「有料」の対応となる場合(*)「有料」の金額は、基本料金を「8,000円」とします。あとは内容と状況、難易度などにおうじて、ご相談のうえで決めさせていただきます。お支払いは銀行振込をご利用いただけます。 |
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おもな項目 |
例示 |
①分析作業の補助 |
すでに、WordMinerである程度の分析処理を進めてあって、これをさらに詳しい分析を行う。 |
②完全な分析業務の受託 |
電子化したデータセット(例:エクセル・ファイル)をインポートし、一連の初動探査までを行う。なお、原則として、詳細な辞書編集までは行わない。 |
③研究報告、論文などに必要な情報の分析作業の補助 |
例1:主にWordMinerで得た情報を報告書や論文などに引用し、まとめるためのガイド 例2:報告書、論文などの分析補助 |
④エクセル・マクロ・プログラムの利用方法 |
本研究会が提供するエクセル・マクロ・プログラムがいくつかあります(ホームページをご覧ください)。ここにあるプログラム類をWordMinerと一緒に分析に使ってみたいという方々への提供情報です。 (*)プログラム自体はフリーウェアでご自由にお使いいただけます。これを用いた分析のお手伝いを行う場合に有料となります。 |
⑤調査などの実施雨の調査設計へのガイド |
例1:自由回答質問文の作り方のガイド 例2:自由回答質問以外の、一般的な質問文も含めた「調査票の設計」のガイド |
⑥調査設計・実験計画など |
ある(調査)目的のために、どのような調査設計や実験計画、調査方式や測定法の設計などをどのように行うかのコンサルティング一般。 |
⑦分析に必要な情報作成作業のための委託業者の紹介など |
以下のような、調査設計から実査、データ収集までの調査全般の業務を含みます。 例1:市場調査や社会調査の調査計画・設計(調査企画策定) 様々な分野の調査における調査票設計(自由回答取得。定量的・選択肢型質問設計) 例2:取得データの入力・編集作業と集計分析 例3:WordMiner 用データセットの作成作業 例4:辞書編集作業のサポート、既存辞書ファイルのご提供のご相談 |
【ご相談への対応方法】
お尋ねの内容がそう複雑でなく、E-mailでの対応が可能な内容であれば迅速性を優先し、E-mailで対応させていただきます。この場合のE-mailアドレスは以下をご利用ください。
E-mailアドレス:wmsupport@wordminer.org
宛名:大隅 昇
なお、ご相談内容によっては、下記の2つの機関・担当者で対応することがあります。
日本電子計算 株式会社(江東区東陽2-4-24)
担当者とE-mailアドレス:
日本電子計算株式会社 産業事業部
文教統括部
WordMiner担当 wordminer_info@cm.jip.co.jp富士通Japanソリューションズ東京株式会社
担当者とE-mailアドレス:
ソリューション事業ビジネス部
東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
吉原 勇 yoshihara.isamu@fujitsu.com
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なお,「WordMiner相談コーナ-」も常時開設としておりますので,こちらの内容もご覧いただき,ご利用ください.
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