欧文参考文献 2011
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Internet Survey Paradata, in Das, M., Ester, P., and Kaczmirek, L. (eds.),Social and Behavioral Research and the Internet
New York: Taylor and Francis, 325-348.
(*)時宜を得たというか,ついにというか,こうした本が刊行された。調査方法論の観点から実用・理論両面から議論された貴重な内容の本。著者の実務経験がしっかり活かされている(とくに,第1著者はオランダ統計局所属の研究者であり,調査方法論研究の第一人者)。多少なりともウェブ調査に関わってきた紹介者(私)としては,この本の登場はありがたい。一方,日本ではここまで徹底した研究はおそらくは困難だろうとの感もしきりである。「Amazon.comなか検索!」で本書の章立てが見られる(下にも挙げた)。なかなかうまく出来ている。実際に卒読すると「4章。ウェブ調査の誤差」「7章。混合方式による調査」「10章。加重補正の技法」「11章。傾向スコアの利用」などいま話題の興味ある内容をうまく取り扱っている。事例紹介コラム,章ごとの基本用語(グロサリにちかい)が多いのもよい。465ページ余の大著であり読み応えは十分だ。
以下に目次を挙げておく:
1. The Road to Web Surveys
2. About Web Surveys
3. Sampling for Web Surveys
4. Errors in Web Surveys
5. Web Surveys and Other Modes of Data Collection
6. Designing a Web Survey Questionnaire
7. Mixed-Mode Surveys
8. The Problem of Undercoverage
9. The Problem of Self-Selection
10. Weighting Adjustment Techniques
11. Use of Response Propensities
12. Web Panels
以下に目次を挙げておく:
1. The Road to Web Surveys
2. About Web Surveys
3. Sampling for Web Surveys
4. Errors in Web Surveys
5. Web Surveys and Other Modes of Data Collection
6. Designing a Web Survey Questionnaire
7. Mixed-Mode Surveys
8. The Problem of Undercoverage
9. The Problem of Self-Selection
10. Weighting Adjustment Techniques
11. Use of Response Propensities
12. Web Panels
(*)またまた,ウェブ調査関連の論文集の登場.この書にみるように,この分野の研究は,米国と欧州圏との共同・協働の活発な研究が多いようだ.国内研究の遅れをますます実感させられる.
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