テキスト・マイニング&日本語関連の一般書籍 2009

最近の数年間に発刊され、我々が入手し閲覧した書籍の一覧です。集め方にはとくに決まったルールは設けておりませんが発刊年次で分類してあります。辞典・事典や辞書なども含みます。また、日本語理解に直接関係する書籍だけでなく、広く日本語を考えるうえで我々の目にとまったものが集めてあります。

内閣府経済社会総合研究所(2009), 平成20年度 イノベーション政策及び政策分析手法に関する国際共同研究」報告論文.
http://www.esri.go.jp/jp/workshop/0908/0908main.html
(*)これの「4.知識社会研究」にテキスト・マイニング関連情報がある.
ピーター・シリングスバーグ(著),明星聖子・大久保謙・神崎正英(訳)(2009), グーテンベルクからグーグルへ —文学テキストのデジタル化と編集文献学, 慶應義塾大学出版会.
阿部一(監修),アルク英語出版編集部(企画)(2009), 英辞郎—検索ランキング(英和編), アルク.
(*)「英辞郎on the WEB」上で,検索利用された英単語のランキング情報。検索利用度の高いトップ1000の単語の一覧,といってしまえばそうなのだが,その順位はなかなか興味ある内容となっている。翻訳者や英語資料を良く読む人には便利だろう。
金田一[乙]彦(編)(2009), オタク語事典2(第一版), 美術出版.
金田一[乙]彦(編)(2009), オタク語事典(第一版), 美術出版.
加藤重広(2009), その言い方が人を怒らせる —ことばの危機管理術, ちくま新書.
石川九楊(2009), 書く— 言葉・文字・書, 中公新書.
小野正弘(2009), オノマトペがあるから日本語は楽しい — 擬音語・擬態語の豊かな世界, 平凡社新書.
木村紀子(2009), 原始日本語のおもかげ, 平凡社新書.
鈴木孝夫(2009), 日本語教のすすめ, 新潮選書.
(*)「新潮45」誌に連載の「日本語万華鏡」を加筆訂正したもの。
桜井邦朋(2009), 日本語は本当に「非論理的」か, 祥伝社新書.
泉子・K・メイナード(2009), ていうか,やっぱり日本語だよね, 大修館書店.
出口宗和(2009), 読めそうで読めない間違いやすい漢字, 二見書房.
ピーター・K. オースティン (原著・編集),澤田治美(日本語版監修)(2009), ビジュアル版 世界言語百科—現用・危機・絶滅言語1000, 柊風舎.
出口宗和(2009), 読めそうで読めない間違いやすい漢字, 二見書房.
松井健一(2009), 水の言葉辞典, 丸善.
(*)日本経済新聞(2009年10月15日号)に著者の紹介記事がある
別宮貞徳(2009), 裏返し文章講座 翻訳から考える日本語の品性, ちくま学芸文庫.
土屋俊(2009), なぜ言語があるのか, くろしお出版,言語 哲学コレクション 第4巻.
(*)合わせて6巻が以下の「言語 哲学コレクション」シリーズで刊行される。/くろしお出版
  • 第1巻 真の包括的な言語の科学
  • 第2巻 心の科学の可能性
  • 第3巻 約束破りの倫理と論理
  • 第4巻 なぜ言語があるのか
  • 第5巻 デジタル社会の迷いと希望
  • 第6巻 インターネット・学術・図書館
木村紀子 (2009), 原始日本語のおもかげ, 平凡社新書.
野口恵子(2009), バカ丁寧化する日本語, 光文社新書.
荒川洋平(2009), 日本語という外国語, 講談社現代新書.
松村真宏,三浦麻子(2009), 人文・社会科学のためのテキストマイニング, 誠信書房.
月本洋(2009), 日本語は論理的である, 講談社選書メチエ.
(*)「元人工知能研究者の日本語論」と題した紹介文が「本」(講談社)にある。
今野真二(2009), 振仮名の歴史, 集英社新書.
高津春繁(2009), 比較言語学入門, 岩波文庫.
鴨下信一(2009), 日本語の学校 — 声に出して読む言葉の豊かさ ―, 平凡新書.
池原悟(2009), 非線形言語モデルによる自然言語処理 ―基礎と応用, 岩波書店.
大熊肇(2009), 文字の骨組み, 彩雲出版.
tonan’s blog:http://tonan.seesaa.net/
阿辻哲次(2009), 漢字の相談室, 文春新書.
国立国語研究所「病院の言葉」委員会編著(2009), 病院の言葉を分かりやすく 工夫の提案, 勁草書房.
中山緑朗,飯田晴己,陳力衛,木村義之,木村一(2009), みんなの日本語事典 ― 言葉の疑問・不思議に答える ―, 明治書院.
都築勉(2009), 政治家の日本語力 ― 言葉を武器にできるのか,失点にするのか ―, 講談社α文庫.
田中克彦(2009), ことばとは何か ― 言語学という冒険 ―, 講談社学術文庫.
中井浩一(2009), 日本語論理トレーニング, 講談社現代新書.
水村美苗(2009), 日本語で書くということ, 筑摩書房.
水村美苗(2009), 日本語で読むということ, 筑摩書房.
Peter Hugoe Matthews(編),中島平三・瀬田幸人(監訳)(2009), オックスフォード 言語学辞典, 朝倉書店.
中島平三(監修)(2009), 言語の可能性 シリーズ朝倉(全10巻), 朝倉書店.
  • 言語学の領域(Ⅰ),中島平三(編)
  • 言語学の領域(Ⅱ),今井邦彦(編)
  • 言語と進化・変化,池内正幸(編)
  • 言語と生物学,長谷川寿一(編)
  • 言語と医学,中込和幸(編)
  • 言語と情報科学,松本裕治(編)
  • 言語とメディア・政治,岡部朗一(編)
  • 言語と社会・教育,西原鈴子(編)
  • 言語と列学・心理学,遊佐典昭(編)
  • 言語と文学,斉藤兆史(編)
文字講座編集委員会編(2009), 文字講座, 誠文堂新光社.
日本経済新聞社編(2009), 恥をかかない日本語の常識, 日本経済新聞社.
三上文明,野口元大(2009), 知ってるようで知らない日本語のヒミツ ―知って得する言葉の由来―, 成美文庫.
秋月高太郎(2009), 日本語ヴィジュアル系 ―あたらしいにほんごのかきかた, 角川oneテーマ21,角川書店.
渡辺明(2009), 生成文法, 東京大学出版会.
※ここに集めた情報は、逐次更新され、内容が変わることがあります。